ゆびとまの末路

目の付け所は決して悪くはなかった。仮定の話をしても詮の無いことは認識しているが、「ゆびとま」は当時はそれなりに画期的だった。巧くハンドルしていれば韓国におけるcyworld、USにおけるMySpaceになれたやも知れぬ。それが、アドテックスである。何やら六本木ミッドタウンオープンに向けて−否、話はより高いレイヤーなのであろうが−在庫一斉大処分の感もある。

しかし、ゆびとま出資者のネットエイジの逃げ足の速さは一体どうしたことか。猛烈な勢いでゆびとま関連のサイトを削除している、この事実がいとも簡単に判明してしまうのもGoogle様のお陰である。他のサーチエンジンも須くsite:機能を実装すべきと云う一点は言を俟たない。